映画馬鹿・芝居馬鹿が行く

映画や芝居(ビデオ・DVD含)の感想文なんぞ。

深呼吸の必要

2005-11-07
深呼吸の必要



監督:篠原哲雄
脚本:谷川康夫
出演:香里奈、谷原章介、成宮寛貴、大森南朋、長澤まさみ 他
http://shinkokyu.jp/pc/

沖縄のとある離島。
群青の空と海に囲まれた埠頭の桟橋に、5人の若者が降り立った。
この島の“きび刈り隊募集”告知に応募して来た者達。
“きび刈り隊”とは、人手不足な農家のさとうきび収穫を
手伝うアルバイトのこと。
滞在中、寝食を共にし、唯々ひたすらきび刈りに没頭する。
それぞれの思いを胸に本州から渡ってきた彼らを待ち受けていたのは、
全長3mのきび7万本を35日間で刈り取らねばならない現実だった。


綺麗なタイトルだな、と思いながら公開時には見逃していた作品。
その後に谷原章介にハマったこともあり、改めてレンタルで見ました。
気になっていたタイトルは、詩人・長田弘の詩集『深呼吸の必要』が
元になっているそうです。
見ず知らずの若者たちが、ひたすらさとうきびを刈ります。
ぶっちゃけた話、それだけに終始する映画です。
それぞれに何かを抱えてやってきた若者たちの背景は、
みなそれなりのものではありますが、大仰に描きすぎることなく、
淡々とさりげなく挿入されているところが個人的に好感を感じます。
ゆるやかに流れる時間(きび刈りの時間に余裕はないんですが)が
とても心地よく、さとうきび畑を渡る風を頬に感じるような気がします。
昨今の沖縄ブームで描かれるようなテンションの高さはなく、
南の島特有の楽観精神に、ほっとしてしまうと言うか。
(いや、南だけが楽観なんじゃないですよ。北国出身として言いますが
楽観の種類が南と北では違うんです。どっちがイイとかじゃなくてね。)
延々と続くさとうきび畑の風景、それを刈っていく時のさくさくという音、
滞在先となる農家で供される美味しそうな料理、などなど
五感を優しく刺激される感覚もとても気持ちがよいです。
そういえば、子供の頃、さとうきびってものに憧れたなあ、と
思わず懐かしい気持ちになりました。

音楽を担当した小林武史氏が、実はちょっと苦手なのですが
この映画の中では押し付けすぎることなく、丁度いい存在感でした。
でも、出来ることなら…主題歌は違う人がよかったな。
いかにも沖縄な感じの音楽でも反対に違和感なんだろうけど。
Posted by eikichi723 at 16:59:18Comments(0)TrackBack(0) │映画(ビデオ・DVD)

セプテンバー11 

2005-11-07
セプテンバー11



監督:サミラ・マフマルバフ 〔イラン〕
クロード・ルルーシュ 〔フランス〕 
ユーセフ・シャヒーン 〔エジプト〕
ダニス・タノヴィッチ 〔ボスニア・ヘルツェゴビナ〕
イドリッサ・ウェドラオゴ 〔ブルキナファソ〕
ケン・ローチ 〔イギリス〕 
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 〔メキシコ〕 
アモス・ギタイ 〔イスラエル〕 
ミラ・ナイール 〔インド〕
ショーン・ペン 〔アメリカ〕
今村昌平 〔日本〕

2001年9月11日、同時多発テロ事件勃発。
この事件とその教訓を決して風化させないため、
世界各国から11人の監督が各々の視点による短編を制作し、
1本の作品を完成させた。
作品内容はそれぞれの監督に委ねられているが、
各編に共通 するのは「9月11日」をテーマに、
事件の日付にちなんだ「11分9秒1フレーム」の長さで完成させること。
言語、文化の異なる監督たちが、平和への祈りを込め
11のメッセージを創りあげた・・・。
世界11ケ国、11人の監督による11本の“9.11”。
彼らは何を、どのように描くのか。

お前は世界の情勢というものをきちんと理解してるのか、
と言われれば困ってしまうのですが。
それでも平和を願うイチ地球人として「うーむ」と考えてしまうのです。
11本の作品には11通りのメッセージが込められていて、
それぞれ11分の作品とは言え、かなり、いやすごく見応えがあります。
でもやっぱ、きちんと知識があった方が絶対いいと思うなあ。
そうでないとそれぞれの国の監督の意図を咀嚼できないもん。
(↑咀嚼しきれなかった自分への反省も込めて)

個人的には、フランスのクロード・ルルーシュ監督や
アメリカのショーン・ペン監督の作品が好きかなあ。
今村監督は・・・。いや、なんとなーく言わんとするところはわかるような
気がしないでもなくもないんだけど・・・(濁しまくり)。
ああいうのもありなんですかねえ。はー。
田口トモロヲは凄かったけど。にょるりん。
違う監督で見てみたかったかな、なんて
Posted by eikichi723 at 16:57:47Comments(0)TrackBack(0) │映画(ビデオ・DVD)

ハリウッド★ホンコン 

2005-11-07
ハリウッド★ホンコン



監督:フルーツ・チャン
出演:ジョウ・シュン、グレン・チン、ウォン・ユーナン、ホウ・サイマン、レオン・ツィーピン 
http://www.mediasuits.co.jp/hollywood/index.html

再開発のあおりを受けて、取り壊しの運命にある下町。
父・兄・弟で営む焼豚屋もそんな中にあったが、3人は日々を淡々と過ごしている。
隣に住むチンピラのウォンも、また同じく日々を過ごしていた。
そこへ、上海からの美少女が現れる。
可憐なのにミステリアスな振る舞いの彼女に、男達は翻弄されていくが…。


なんかもう、見終わった後に「たはは」と笑ってしまいました。
しょうがねえなあ、というか、逞しいなあ、というか。
何だかちょっとだけ嬉しくなる「たはは」なのですな。
食とSEXは密接な関係を持つというけれど、香港映画でのそれは
実に生々しくて、それでいて嫌悪感は感じないのです。
ああ、うん、そうだよねえ、って納得させられる力が街全体に溢れてる。
ちょっとやそっとじゃ動かねえぞ、っていう腹の座りを感じるというか。
うん、かなりスキかも。いいねえ。
Posted by eikichi723 at 16:51:12Comments(0)TrackBack(0) │映画(ビデオ・DVD)

シベリア超特急

2005-11-07
シベリア超特急 劇場公開完全版



監督・原作・脚本・製作:水野晴郎
出演:水野晴郎、かたせ梨乃、菊地孝典、アガタ・モレシャン 他
http://www.mizunoharuo.com/siberian_top.html


映画評論家・水野晴郎が、映画誕生100年、戦後50年、
そして自らの映画生活40周年に当たる1996年、満を持して映画製作に乗り出した。
スーパーサスペンス・アクションロマン『シベリア超特急』だ。
この作品で水野は企画・製作・脚本・監督・出演の1人5役を担当。
水野晴郎の、水野晴郎による、水野晴郎のための怪作!
一部に絶大な人気を誇る「シベ超」の記念碑的第一作。

物語は第二次世界大戦前夜。
様々な国の人々が乗ったシベリア超特急の中から始まる。
李蘭(かたせ梨乃)を中心に、サスペンスタッチで殺人事件が展開し、
その先には想像もつかないようなドンデン返しが待っている…!!
水野自身もポワロ役(オリエント急行殺人事件の名探偵)とも言える、
事件の謎を解く主要人物、山下奉文大将役で怪演。


いや、まさに怪作。
ってこれだけで終わっちゃうのもなんですから。
すごくね、濃いです。まずその濃度にやられないようにしましょう。
だって主演がかたせ梨乃ですよ。
それだけで謝りたくなる濃さじゃないですか。
額よ地にめり込めとばかりに土下座したくなるような圧倒的な爛熟感。
さすが水野先生、目のつけどころが通すぎです。
スクリーンの水野先生も、えらい存在感です。
薬味だと思って食べたらえらいことになった風な。
ああ、この人は本当に映画が好きなんだなあ、
と思わずにはいられません。
その意気に触れて、映画の魔法にかかった人たちが作ったこの作品は
飽和点を越えてもなお溢れる「愛」が満ちているのです。
いいじゃないっすか、「愛」なんて人それぞれなんだから。
楽しみ方はあなた次第よ。そんなサービス満点な娼婦
(モデルはもちろんかたせ梨乃)を彷彿とさせる映画です。
見といて損はないですぜ。
Posted by eikichi723 at 16:49:25Comments(0)TrackBack(0) │映画(ビデオ・DVD)
Copyright(C) 2005 BlogMaster - Powered by PwBlog -. All rights reserved.
人妻 パラダイス人妻 告白メル友 募集出会 系出会 サイト出会い出会 喫茶無料 出会sm ボンバー援助 交際 メル友人妻出会 系 サイト不倫 してみませんかセフレ出会 ステーション知合い 人妻不倫セックス フレンド出会 掲示板